お参りの準備
お墓参りに用意するもの
手桶や柄杓、 たわし 、ほうきはお寺でお貸しいたしますが、掃除のための雑巾や、ゴミ袋などはつい忘れがちです。
お供え用の花や菓子、果物、飲み物などと、それらをのせる半紙、お参りのための数珠や線香を用意します。火をつけるためのろうそくやライターも忘れずに。
お花はできれば、生花をご用意ください。仏さま、ご先祖さまは花の香りをお悦びになるので、造花ではない方がいいのです。
葬儀とは違うので、普段着でかまいません。
・数珠
・袈裟(ある方)
・お線香
・お花(しきみでも色花でもよい)
・供物
・半紙(供物を供える下敷きに使います)
・ローソク
・ライター
まずはご本尊にお参りを
お寺に挨拶をします。本堂に向かって 合掌礼拝をして、お寺のご本尊様にもお参りをします。
挨拶とお参りがすんだら、外箒(そとぼうき)を借りたり、手桶に水をくんだりして、お墓にむかいます。
お墓を清める
お墓についたら、墓地内の雑草や落ち葉を取り除き、墓石に水をかけてホコリを落とします。コケなどはたわしで洗って落とします。花立てや香炉もきれいに掃除し、水鉢もたわしで磨きます。
お参りの仕方
①花立てに花を飾り、お供え物は二つ折りの半紙の上にのせます。
②束のまま火をつけた線香をあげます。炎は、口で吹き消さず、手であおいで消します。
③故人に縁の深い人から順に、線香の火を消さないように注意して手桶の水をかけます。
④数珠を持って、ひとりずつ手を合わせて拝みます。日頃の感謝の気持ちを伝えたいですね。
後始末もきちんと
線香は燃やしきるようにし、花以外の供物は持ち帰ります。
借りた道具は 丁寧に扱い、きちんと元通りに返しましょう。