本堂・墓地・納骨堂筆録 Main hall/Graveyard/Charnel
菩提寺をお探しの方がいらっしゃいましたら、墓地・納骨堂が僅かですが空きがございます。
寺院を選ぶ大きなポイントは、年を取っても行きやすい、遠方からも集まりやすい立地が重要ではないでしょうか。
法要に皆さまが集うのは、お集めくださった身近な仏さま、ご先祖さまのお力です。そうして、その貴重な時間を「お元気でしたか」「大きくなったね」と共に労い合い、一族の結束をかため、また明日からの豊かな生活のエネルギーとしていくのです。これこそ「供養」。手を合わせる側も合わせられる故人も「共に養い合う」その崇高な営みなのです。
本堂 Main hall
ご自由にお参りできます。
建立当時は、屈指の威容を誇る黒田家菩提寺伽藍本堂で仏殿は東西十間半、南北九間半でした。
照福院殿没後の寛文七年(1667)、圓應寺六世・天譽玉産上人のとき、寺の仏殿と本堂を再興し、三代藩主・光之公に願い出て寺の後、海辺地の寄進を受け埋め立てました。
さらに、一〇代藩主・斉清公在世時にも、寺の敷地領域を海中に広げることを許されています。歴代の黒田家藩主たちが圓應寺建立の想いを継いでこられた、深い縁を感じさせてくれます。
江戸後期ごろの圓應寺は「この寺、方丈、庫裏、食堂も備わり、寺境広し」(福岡区地誌)とあり、黒田家との由緒をもった寺院の風格を備えていることがうかがえます。
昭和20年6月19日(1945) 福岡大空襲の戦火により本堂伽藍と快慶作の阿弥陀如来をはじめとする寺宝は灰燼となり、脇に祀られていた如水公と照福院殿の墓は崩れ落ち礫となりました。
1979年(昭和54年) 現在の本堂、納骨堂等の伽藍の建立を致しました。
ご本尊は阿彌陀如来立像(戒門堂仏師・梅津光潮 師)です。観世音菩薩と大勢至菩薩を脇侍に『阿弥陀三尊』をお祀りしています。戦後の作です。
その両脇に善導大師・法然上人、そのさらに両脇には開基光姫さま、開山眞譽見道上人をはじめとするお位牌をお祀りしています。
墓地 Graveyard
お墓、お釈迦さまの遺骨を埋葬し供養するために世界万物の相である、地・水・火・風・空の五大をかたどったまるい塔がルーツだといわれています。そしてお墓には先祖の安住地の意味も持ち合わせています。 最近ではロッカー形式のお墓というようにお墓の形態も時代背景とともに変わってきていますが、本来の意味は故人の供養のための塔であることを忘れてはいけません。
生きているうちにつくるお墓のことを寿陵(じゅりょう)といい、寿陵をつくると長生きするなどといいますが、実際には生前にお墓をつくることはそう多くはありません。 身内に不幸が起きて、さてお墓がない、あるいは病を患い余命をしったりして、そろそろお墓をということになります。
人は必ず死を迎え、荼毘(だび)に付され、お骨となり、お墓に入ります。
核家族化が進む近年では、いざそのような場面に直面してもお墓がないということも少なからずあります。
このような場合には、故人に会いに行ける墓地を探しましょう。お墓を持つということは一族が子々孫々と繋がっていくという思いの「誓い」といえます。
お墓は末代までずっとお世話になるものなのでもう一つのわが家と考えて、家族全員で決めていただくのがよいでしょう。
お墓を建てる時期にきまりはありませんが、一般的には納骨にあわせた四十九日やあるいは百カ日など、きりのよい時に納骨できるように建てることが望ましいでしょう。
江戸期は伽藍の北側、長浜から玄界灘が一望できるところが墓所でありましたが、廃仏毀釈や終戦後の区画整備により寺域が狭められ、現在は伽藍の南、西になります。
ご実家のお寺にお墓があるけれども、遠くてお参りにいけない。それに身内も親戚ももう田舎にはいなくなったので、お墓を移したい。
お年を召しますと今まで動けていた活動範囲も大きく狭まり、また、一族が集まるのにアクセスが悪いと中々集まりにくいというご相談をお受けすることが近年増えて参りました。
圓應寺は福岡市内の中央にあり、バス、地下鉄最寄りで本数も多く、福岡空港、博多駅、天神から乗り換えなく直通することができます。
現在、当山の墓地には僅かですが空きがございます。ご希望の方はお早めにご連絡下さい。随時ご相談承ります。
お墓は移転することはできないことはありませんが、お寺にとって檀家さんは大切な信者さんでありますので移転がよいか、あるいは分骨がよいかなど、 ご実家のお寺、そして現在お世話になっているお寺とよく相談されて、ご親戚も含めて十二分に話し合ってお決めいただくことがいいでしょう。
併せて、少子化によりお祀りが難しくなるなど、永代供養を選択肢にお考えでしたらどうぞご相談ください。
納骨堂 Charnel
お釈迦様は「愛別離苦」という苦しみを説いておられます。
これは読んで字のごとく、愛する人と別れ離れる苦しみという意味です。
その苦しみはずっと継続するのではなく、私たちが極楽に生まれ変わればまた亡き人に会えるとされています。
しかしながら、亡き人に会いたい、教えを乞いたいと現世に生きる人の心は欲するのが「愛別離苦」なのです。
亡き人を偲び、お墓や納骨堂で掌を合わせご供養され、心安らかに過ごしたいものです。
納骨堂は、法律上で『遺骨を屋内に収蔵する施設』とされ、墓地は『遺骨を土に埋蔵する施設』とありますが実際には納骨堂もお墓の一種です。
以前は、納骨堂はお墓を建てるまで一時的に遺骨を預けておくところと解釈されていましたが、さまざまな面でこれからのお墓として注目されています。
【 特 徴 】
・いつでもお参りができます
・屋内施設のため天候に左右されません
・一般的な墓地より費用が抑えられます
・お寺が管理・運営するので安心
そして、当山の納骨堂は、伽藍の二階、本堂の真上となります。エレベーターも完備いたしておりますので足のご不自由な方でも安心してお参りできます。
皆様がいつも気持ちよくお参りできますように、堂の維持管理や清掃を真心を込めておこなっております。 また、将来的にご供養される方がいらっしゃらないという不安をお持ちの方には、お寺が代わってご供養を行う永代供養付き納骨堂もございます。
現在、当山の納骨堂には若干の空きがございます。亡き人の『安心(あんじん)』をご希望の方はご連絡下さい。随時ご相談承ります。
お問合せ・見学のご予約について
見学を希望される方は、お電話にてご予約下さい。TEL 092-761-1454(圓應寺)
圓應寺へのアクセス
〒810-0074 福岡県福岡市中央区大手門3-1-7
公共交通
福岡市営地下鉄「大濠公園」駅より徒歩4分
車
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