おまいりと暮らしの作法

数珠のかけ方 Beads

数珠のかけ方 数珠は「寿珠」と書くこともあります。また、「念珠(ねんじゅ)」と呼ぶこともあり、常に念仏を励み、信仰を高めるために持ちます。浄土宗では、通常「日課数珠」二連の数珠を用います。この数珠は仏さまを拝んだり、数の珠と書くように念仏を数えやすくするための道具であり、無量寿(阿弥陀さま)の寿と書くように、浄土宗にとって念仏を称える時には欠かせない大変大切な仏具なのです。 掛け方 合掌して拝むとき 二連の数珠をそろえて合掌した手の親指と人差指の間から両方の親指に掛けて、親指の後ろの方(手と体の間)にたらします。 合掌していないとき 二連とも一緒に左の手首に掛けるようにします。 左手に掛けるのはなぜ!? インドでは右手でご飯を食べ、左手は掃除をしたりする手「不浄の手」として使い分けます。つまり、右手は清浄なる仏さま、左手は煩悩や我欲を持った自分自身と置き換えて、その煩悩や我欲を打ち消すために、「左手」に数珠を掛けるのです。浄土宗の数珠は日課数珠といい、二つの輪がつながっている独特の数珠です。時々数珠を手のひらの間でガチャガチャさせている方がいますが、浄土宗ではしませんので注意してください。 数珠は仏教徒のシンボルともいうべきものです。仏前では、いうまでもなく、普段から身につけておきたいものです。

焼香の仕方 Incense-burner

香を焚くとことは、汚れた心を浄め、仏さまや亡き人に自分の真心をささげて供養するもので、より香りのよいものを用いる事が大切です。 また、「香は信心を運ぶ使い」といって、仏さまに献ずるだけでなく心身を清らかにするためにも焚きます。 焼香をする時は、香炉の前に姿勢を正し合掌し、一礼をしてから香合のお香を右手の親指と人差し指、中指の3指で香を軽くひとつまみし、この手を仰向けます。 そしてこの右手に左手の掌を添え、これを恭しく額尾のあたりまでくるぐらい持ち上げ、香に低頭します。そして香炉の灰の上にくべます。くべ終わりましたら、ふたたび合掌、一礼をします。 古くから香に関する訓や効用を記したものには、香りは量ではなく、質が重要とされています。 したがって、焼香の回数は、時間や周囲の状況により形式的な3回よりも真心のこもった1回の方が尊く見える場合もあります。 香の十の得 1. 感格鬼神   感は鬼神に格(いた)る 感覚が鬼や神のように研ぎ澄まされる 2. 清淨心身   心身を清浄にす 心身を清く浄化する 3. 能除汚穢   よく汚穢(おわい)を除く 穢(けが)れをとりのぞく 4. 能覺睡眠   よく睡眠を覚ます 眠気を覚ます 5. 静中成友   静中に友と成る 孤独感を拭う 6. 塵裏偸閑   塵裏に閑(ひま)をぬすむ 忙しいときも和ませる 7. 多而不厭   多くして厭(いと)わず   多くあっても邪魔にならない 8. 寡而為足   少なくて足れりと為す 少なくても十分香りを放つ 9. 久蔵不朽   久しく蔵(たくわ)えて朽ちず 長い間保存しても朽ちない 10. 常用無障   常に用いて障(さわり)無し   常用しても無害

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